【ホントに必要?】学校のPTA本部役員を経験して思ったこと。

PTAってホントに必要? 子育てあるある

子供が集団生活をするようになるとやってくるこの問題。
そう、PTA役員!!
前からこの制度に疑問を感じていたけれど、お世話になっていることも事実なので当たったときは覚悟を決めてやりました。
小中学校で本部役員と地区役員をトータル3年。
でも!!未だにアナログな作業が多くてビックリすることがたくさん!!
この記事では、そんなPTA役員について私の経験談を元にお話したいと思います。

PTAの役割

PTAとは、Parent(親)・Teacher(先生)・Association(組織)の略です。
つまり、保護者と学校の先生が協力し、子供たちのためにより良い環境を作っていきましょうという組織です。
これはもちろん任意の団体なので加入・非加入は選択出来ます。
ただ、やはり組織の基本的な思いは「子供たちのための活動」なので、お互い様精神で保護者のほとんどが加入となっているのが現状です。
といか、入学と同時に加入していると言ったほうが正しいです。
非加入の場合は、何らかの表明をしなければいけません。

そして余談ですが、私の地域では『子ども会』はないんですが『地区役員』というのがありまして、これは学校のPTA役員とはまた別の運営なんです。
ややこしい事この上ないです。
地区役員のお話はまた今度。

今回は私が本部役員に任命され、実際に経験した活動やトラブルについてお話したいと思います。

学校のPTA役員

私は人付き合いがあまり得意ではありません。
端から見た私は『社交的で人見知りもなく、誰とでもよくしゃべる賑やかな人』なんだと思います。
でも実際は、深い付き合い(おうちへ招いたり招かりたり)が苦手なので、学校や道端で会えば話す程度の付き合いしかしていません。
本当に申し訳ないんですが、マメな連絡とか家に誰かを招くとか、正直めんどくさいんですよ。
なのでリアルでママ会とかもほとんどありません。
たまーにあっても、お店を予約してってのがほとんどです。
そんな性格なので、役員なんてとんでもないと思っていました。

縁がないと思っていたPTA本部役員

私はとても運が良いようで、上の子が小4までの7年間、一度も役員を経験していませんでした。
生徒数はそんなに多くないので、確率で言うと低学年の間には大体の方が役員を経験するんですが、保育園でも小学校でも地区役員でも、全て抽選だったにも関わらず一切当たらなかったんです。
もちろん免除申請とかも出してないです。
単純に抽選から外れ続けて、すごい確率やね!!ってまわりからも言われていました。
そしてついに運命の時。
上の子が小5の時、さすがにそろそろ当たるだろうとは思いましたが、通っている小学校では小5だと大きな役は当たらないはずなので「端役で1年頑張るか」くらいに思っていました。

ところがどっこい!!!
当たったのはまさかの本部役員でした。

初めてのPTA役員でいきなり本部が当たった

当たらないと思っていた大きな役にテンパってしまいました。
話を聞くと、1年目は専門部と本部を取り持つための活動で、2年目は本部役員として本格的に活動するっていう、なんだかよくわからない役に当たりました。

なんやねんそれ!!!
そんな役、ホンマにいる!?

今まで役という役にかすりもしなかったのに、初めての役が本部役員なんて。
まるでこのために今まで逃れられていたのかと思ってしまった。
ある意味、私持ってる?

意外と忙しかった1年目

最初はあんまり理解できなくて、伝書鳩くらいの感覚でいたんですが、活動が始まると結構忙しかった。
要は、専門部の活動内容や会議で決まったことを持ち帰り、本部役員会で報告するっていう役割でした。

ちょこるん
ちょこるん

え?それって部長さんの仕事ちゃうの?

なんだか腑に落ちない役割でしたが、そのように決まっているそうなのでとりあえずやりました。
無駄に抵抗して揉め事にするのもめんどくさかったので。
ただ、専門部と本部とどちらの会議にも参加しないといけなかったので、結構忙しかった。
会議はだいたい夜で、専門部の活動は週末の昼間。
そして私はフルタイム勤務。
ボランティアなのに生活の基準をそこに合わせないといけないのは、なかなかしんどかったですね。
そんなこんなで、何もわからないままあっという間に1年が過ぎました。

でもこんなのは序の口だったんですよ。←え

本格始動!気苦労の多かったPTA本部2年目

活動の理由やPTAの仕組みがなんとなくわかってきたところで、2年目の私たちは本部役員の要としての活動が始まりました。
2年目の活動は、1年目とは全く違いました。
私が3役と言われる大きな役が当たったのもあるんですが・・・。

配布物のスケジュール管理

まず、PTAからのお知らせのプリント。
これは学校の年間行事とリンクしていて、あらかじめスケジュールが決まっています。
PTA総会から始まり、運動会・夏祭り・スポーツ大会・音楽会・次年度の役員選出。
それに加えてPTA関係の各会議のお知らせやレジュメなどなど…。
これらの行事の前にPTAからお知らせを出しているんですが、これ全部役員が作成・印刷をするんです。
行事の2週間前にお知らせを出さないといけないので、年間行事予定から逆算して印刷日を設定し、学校へ集まって全家庭分の枚数を印刷またはホッチキスどめをする。
そして学校側へ対象児童へ配布してもらうようにお願いします。
私はこれを管理・遂行する立場だったので、印刷日の前に原稿を作らなくてはならず、私のスケジュール帳は真っ黒でした。
一つの行事が終わったら、次の行事の準備に取り掛からないと配布に間に合わなくなるので、常に頭の中は印刷スケジュールのことでいっぱいでした。

これホントにボランティアでやることなの?

会議の多さ

加えて、本部役員にはいくつかの会議があります。
年間で決まっている定例会議と、話が決まらなかった時の臨時会議。
定例会議には、学校側(校長・教頭・教務)と各地区役部長と各専門部部長、そして本部役員が集う常任理事会と、その理事会での報告内容を事前に確認するための本部役員会があります。
これはどちらも土曜日の夜です。
旦那が仕事だったりで子供をお願いできないときは、子連れで参加していました。
子供たちには宿題や勉強道具を持たせたり、ゲームやお菓子を持たせたり。
子供達の習い事や自分の仕事の調整など、ホントにホントにハードだった。
私は、やりだしたら止まれなくなる性格で、完璧と思える状態までできなければ「ちゃんとやらなきゃ!!」って思ってしまうところがある。
自慢じゃないよ?
加減が出来ないんですよね。
程よく力を抜くって難しいんですよ。
だから、しんどくなっちゃうんでしょうね。

本部役員、最後の難関 ~新役員の選出~

年間行事もだいたい終わり、役員の任期もあと少しという春先。
本部役員は4月末に行われるPTA総会で任期終了となります。
なので、次年度役員の選出と総会資料の作成が役員としての最後の活動となるんですが、これがまた大変なの。

まず次年度役員の選出。
4月末のPTA総会で新役員を発表するので、マッハでやらないといけない。
これは在校生だけでなく新入生の保護者も対象だから、新学期始まってすぐに行います。
役員選出は全ての保護者が対象ではなく、経験者は免除という制度があるので、まずはプリントにて自己申告をしてもらい、それを例年の資料で現役員総出でチェックする。
そして未経験者を対象に抽選するんですが・・・。
免除対象じゃない人(未経験者)が免除申請についてゴネてきたり、連絡しても無視したり・・・。
そーゆー人って、もし当たっても絶対協力的でないことはわかってるんですよ。
そうなると他の役員さんの活動量の負担がかかるの。
だからこちらとしても抽選に入れたくないんですが、だからってその人たちを対象外にすると、真面目に参加している人たちが怒るでしょ?
言ったもの勝ちか!!!ってね。

事情はどの家庭にもそれなりにあると思います。

冒頭でも述べましたが、PTAは任意の組織団体なので、強制ではありません。
なので加入・非加入は自由です。
でもね、ちょっとだけ考えてみて欲しい。

役員をやっている私たちも、好きでやってるわけじゃない。
誰かを無理やり当てるなんて、したくない。
だからって、組織を変えることもやめさせることも、イチ主婦には出来ません。

子供たちへの卒業記念品や卒業証書ファイルなんかはPTA会費から子供たちへ贈呈します。
保護者がPTA非加入でも、子供たちに不平等があってはいけないんですよ。
近年はそれを逆手に取る方が増えていますが。
そして、役員をされている保護者さんたちは、みんな子供たちがより良い学校生活を送れるようにという気持ちでしかないです。

役員活動、最後の難関 ~PTA役員総会~

新役員が決まったら、ついに最後の大仕事!
総会資料の作成・製本を急がなくてはなりません。
総会資料は30ページほどあるので、新役員が決まってから始めるのでは、とてもじゃないけど間に合いません。
なので、前年度中に作成できる部分はあらかじめ印刷まで終わらせておきます。
残りのページの作成・印刷を一気にやって、最後に役員総出で製本作業です。
30ページ分を長テーブルに順番に並べて、バイキングみたいにぐるぐる回って重ねていきます。
まるで人間コンベアー。
そうして全ての家庭分およそ400冊を仕上げて、ようやく終了です。
私の役員生活からやっと解放された瞬間。
たった2年間。されど怒涛のような2年間。

よく頑張ったよ。当時の私。

終わりに

PTA役員は、強制ではありません。
でも、お互い様精神で、皆さん頑張ってくれてます。
自分の子供も、実際お世話になってるので。
もちろん全ての行事や工程が絶対に必要だとは思いません。
簡素化できるところはやるべきです。
私も学校側や本部内でも簡素化の提案もしてきました。
会議だって学校でなくてもできるはず。
今ならリモートもだいぶ浸透してきて、ZOOMやテレビ電話でなんてことも珍しくないですが、当時はサイボウズがちょっと話題になり始めた頃だったので、そういった提案は受け入れてもらえませんでした。
それに役員さんたちも、ネットを使った新しい試みにはあまり肯定的ではなかったです。
それと活動量が多すぎて、簡素化に力を入れられるほどの余力はありませんでした。
『この1年頑張れば終わるんだ』そんな思いでやってました。
きっと長年変わらない背景には、そんな事情があるんだと思います。

本部役員を経験して思うことは、これからのPTAのあり方が、時代に沿った形になれば良いのにと、心から思います。
あえてしんどい方法を取る必要はないですよね。

地区役員についてはまた別の記事でお話したいと思います。
長文を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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